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不動産チラシで集客!
効果を高めるデザインや配布方法について解説
はじめに
不動産業界で集客に悩んでいる不動産会社の中には、チラシを活用した集客方法に興味がある方もいることでしょう。本記事では、不動産チラシの効果的な活用方法について、デザインのコツから配布方法まで詳しく解説します。この記事を読むことで、チラシを使った効果的な集客戦略を立てられるようになるでしょう。
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不動産チラシをつくるメリット
不動産チラシを作成し活用することには、以下のようにさまざまなメリットがあります。ここでは、主なメリットについて説明します。
- 会社の認知度が上がる
- 手元に置いてもらえる
- 配りたいエリアを選べる
- 費用対効果が高い
- ネットを使わない人にもアピールできる
会社の認知度が上がる
不動産チラシを定期的に商圏エリアに配布することで、会社の認知度を高めることができます。地域の人々の目に触れる機会が増えるため、「あの不動産会社」として記憶に残りやすくなるのです。これは、将来的に不動産の売買や賃貸を検討する際に、真っ先に思い出してもらえる可能性を高めることにつながります。
手元に置いてもらえる
不動産チラシの大きな利点は、デジタルなWeb広告とは異なり、物理的な紙媒体であることです。これにより、読者は手元に置いておくことができ、必要な時にすぐに情報を確認できます。また、家族や友人と簡単に情報を共有することもできます。
特に高齢者の方にとっては、紙媒体のほうが情報を受け取りやすく、理解しやすい傾向があります。デジタル機器の操作に不慣れな方でも、チラシなら気軽に読むことができるのです。
配りたいエリアを選べる
チラシの配布方法として、ポスティングを選択すれば、自社が狙いたいエリアや特定の集合住宅だけに絞って配布することが可能です。これにより、ターゲットとする顧客層が多く住むエリアに効率的にアプローチすることができます。
例えば、ファミリー向け物件を販売したい場合は、学校や公園の近くの住宅地を中心に配布するなど、戦略的な配布が可能になります。
費用対効果が高い
チラシ1枚を制作するための費用は数円程度と、非常に低コストです。他の集客施策と比較しても、チラシは初期投資が小さく済むため、そこから契約につながれば費用対効果が非常に高くなります。
例えば、1万枚のチラシを配布して1件の成約があれば、不動産取引の規模を考えると十分に採算が取れる可能性が高いのです。
ネットを使わない人にもアピールできる
インターネットを日常的に使用しない高齢者などの層にも、チラシを通じて効果的にアピールすることができます。特に、地域に根ざした不動産情報を求めている方にとっては、チラシは貴重な情報源となります。
また、ネットの情報に慣れていない方でも、紙のチラシなら安心して情報を得ることができるため、幅広い年齢層にアプローチできる点も大きなメリットです。
チラシの効果を高める方法 【ターゲティング】
チラシの効果を最大限に高めるためには、適切なターゲティングが不可欠です。ここでは、効果的なターゲティングの方法について、以下3つのポイントを詳しく説明します。
- チラシを配布すべき人は誰か
- エリアとターゲットを絞る
- エリアの特長をアピールする
チラシを配布すべき人は誰か
チラシを配布する際に最も重要なことは、「誰に見てもらいたいか」を明確にすることです。ターゲットとなる顧客層によって、チラシで紹介すべき物件や強調すべきポイントが大きく変わってきます。
例えば、年齢層や生活形態が異なれば、求める物件の特徴も変わります。学生や若手社会人向けの物件と、ファミリー向けの物件では、アピールすべき点が全く異なるのです。
エリアとターゲットを絞る
効果的なチラシ配布を行うためには、配布範囲とターゲットを適切に絞り込むことが重要です。まず、ターゲットとする顧客層を明確にしましょう。
例えば、学生や社会人の一人暮らし向けなのか、ファミリー向けなのか、あるいは高齢者向けなのかを決定します。次に、そのターゲット層が多く住んでいるエリアを特定します。一人暮らしの人なら駅前や繁華街周辺、ファミリーなら学校や公園の近くの住宅地といった具合です。
このように、ターゲットとするエリアを絞り込むことで、効率的かつ効果的なチラシ配布が可能になります。
エリアの特長をアピールする
チラシで紹介する物件の立地エリアの特色を効果的にアピールすることも、重要なポイントです。エリアの特長を知ることで、そのエリアに住むことのメリットを具体的に伝えることができます。
例えば、交通アクセスの良さは通勤や通学をする学生や会社員にとって大きな魅力となります。また、自然環境の豊かさや教育施設の充実は、子育て世代にとって重要な要素です。
ターゲットとする顧客層に響く特長を見極め、それを効果的にアピールすることで、チラシの訴求力を高めることができます。
チラシの効果を高める方法 【デザイン】
チラシの効果を高めるためには、適切なデザインが欠かせません。ここでは、以下4つの効果的なチラシデザインのポイントについて詳しく説明します。
- チラシのデザインを統一する
- 魅力的な写真を使う
- 具体的な数字を使う
- スタッフの顔写真を載せる
チラシのデザインを統一する
配布するチラシのデザインは、一貫性を持たせることが重要です。フォント、カラー、レイアウトなどを統一することで、ターゲット層に認識されやすいデザインを作り出すことができます。
例えば、会社のロゴカラーを基調としたデザインや、特定のフォントを一貫して使用することで、チラシを見た人に「あの不動産会社のチラシだ」と即座に認識してもらえるようになるでしょう。
また、デザインが統一されたチラシを定期的に配布することで、ユーザーに自社の存在を印象付ける効果も期待できます。これは長期的な視点での企業ブランディングにもつながります。
魅力的な写真を使う
チラシに掲載する写真は、物件の魅力を最大限に伝えるものを選びましょう。外観やリビング、キッチンなど、その物件の最大の特徴が分かる写真を中心に使用します。
例えば、開放的なリビングが特徴の物件であれば、広々としたリビングの写真を大きく掲載するのが効果的です。また、眺望が良い物件であれば、窓からの景色の写真を使うことで、その魅力を視覚的に伝えることができるでしょう。
チラシは最初の数秒で読むかどうかが決まるため、魅力的な写真で興味を惹きつけることが重要です。それにより、具体的な物件情報まで読んでもらえる可能性が高まります。
具体的な数字を使う
チラシには具体的な数字を効果的に使用しましょう。「駅まで徒歩5分」「敷地面積80㎡」など、明確な数字を用いることで、物件のメリットや特徴を端的にアピールすることができます。
数字は読み手に具体的なイメージを与えるため、漠然とした表現よりも印象に残りやすいです。例えば、「広い庭付き」よりも「30㎡の庭付き」のほうが、読み手にとってイメージしやすく、魅力的に感じられるでしょう。
スタッフの顔写真を載せる
不動産業は高額な取引を扱うため、顧客との信頼関係が非常に重要です。チラシにスタッフの顔写真を掲載することで、会社に対する親近感や信頼感を高めることができます。
笑顔で写ったスタッフの写真を見ることで、「この人なら安心して相談できそう」という印象を与えることができるでしょう。これにより、チラシから問い合わせをする際の心理的なハードルを下げる効果が期待できます。
チラシの効果を高める方法 【配布方法】
チラシの効果を最大化するためには、適切な配布方法を選択することが重要です。ここでは、効果的なチラシ配布の方法について、以下2つのポイントを詳しく説明します。
- 配布はポスティングで行う
- 配布する頻度を考える
配布はポスティングで行う
チラシを配布する際は、ポスティングで行うことをおすすめします。ポスティングには、新聞折り込みチラシにはない多くのメリットがあるためです。ただし、配布が禁止されているマンション等もあります。充分に配慮して配布しましょう。
例えば、新聞折り込みチラシの場合、新聞を購読していない家庭には届きません。一方、ポスティングならターゲットとする全ての世帯に配布することができます。また、マンションの各部屋や特定のエリアなど、物件単位で配布する・しないを選択できるため、より細かいターゲティングが可能です。
さらに、配布のタイミングも自由に設定できるため、物件の販売状況や季節に合わせた戦略的な配布が可能になります。このような小回りの利く配布方法は、効果的なチラシ配布には欠かせません。
配布する頻度を考える
チラシの配布頻度も、効果を左右する重要な要素です。基本的には、なるべく高頻度で配布することをおすすめします。頻度を上げることで、ユーザーの目に触れる確率が高まり、認知度の向上につながります。
ただし、いきなり高頻度の配布を始めるのではなく、段階的に頻度を上げていくのが賢明です。例えば、月1回の配布から始めて、徐々に週1回に増やしていくといった具合です。
また、特定の曜日に配布するなど、パターンを作ることも効果的です。そして、配布後は必ず効果を検証し、「配布→検証」のサイクルを繰り返すことで、より効果的な配布方法を見出すことができるでしょう。
不動産チラシの定番レイアウト
効果的な不動産チラシを作成するためには、適切なレイアウトが重要です。ここでは、不動産チラシの定番レイアウトについて、上部・中部・下部の3つのエリアに分けて詳しく説明します。
チラシの上部エリア
チラシの上部は、読者の目を引き、興味を惹きつけるための重要な場所です。ここには、先述した魅力的な写真などを使ったメインビジュアルや、物件の特長を端的に表したキャッチコピーを配置します。
例えば、海が見える物件であれば、窓から見える海の景色の写真を大きく配置し、「毎日、美しい海を眺めながら暮らせる」といったキャッチコピーを添えるのが効果的です。このエリアで読者の興味を引くことができれば、チラシの残りの部分も読んでもらえる可能性が高まります。
チラシの中部エリア
チラシの中部は、物件に関する具体的な情報を提供するための場所です。ここには、物件の基本情報や周辺エリアの特長などを掲載します。
具体的には、物件の間取り、広さ、築年数、価格などの基本情報に加え、最寄り駅からの距離、周辺の商業施設や教育機関の情報なども記載します。また、物件のポイントを箇条書きで示すなど、読みやすさにも配慮しましょう。
このエリアの情報は、読者が物件を具体的にイメージし、検討するための重要な材料となります。
チラシの下部エリア
チラシの下部は、読者の行動を促すための場所です。ここには、担当者の写真や問い合わせ先などを記載します。具体的には、会社名、住所、電話番号、メールアドレス、ウェブサイトのURLなどの連絡先情報を明確に記載しましょう。また、「お気軽にお問い合わせください」といった呼びかけの文言を添えるのも効果的です。
下部エリアの主な役割は「行動を促す」ことです。チラシを見た読者に次のアクションを取ってもらうため、問い合わせのハードルを下げる工夫が必要です。担当者の笑顔の写真を掲載することで親近感を与えたり、QRコードを載せてウェブサイトへの誘導を図ったりするなど、読者が簡単に行動を起こせるよう配慮しましょう。
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まとめ
不動産チラシは、適切に活用することで効果的な集客ツールとなります。本記事では、チラシを作成するメリット、効果を高めるためのターゲティング、デザイン、配布方法、そして定番のレイアウトについて解説しました。
チラシの作成にあたっては、ターゲットを明確にし、そのニーズに合わせた情報を適切なデザインで提供することが重要です。また、配布方法や頻度を工夫し、継続的に検証と改善を行うことで、より効果的な集客が可能になります。
不動産チラシは単なる情報伝達の手段ではなく、会社の認知度を高め、潜在的な顧客との接点を作る重要なマーケティングツールです。この記事で紹介した方法を参考に、自社の戦略に合わせたチラシ作りに取り組んでみてください。