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  3. 不動産営業の仕事とは?年収や資格、キャリアパスなど

不動産営業の仕事とは?
年収や資格、キャリアパスなど

はじめに

収入アップ・キャリアアップに向けて「不動産営業」の仕事に興味があるものの、自分に向いているのかどうか気になっている方もいるでしょう。一口に不動産営業といってもさまざまな種類があるほか、注意したいデメリットも存在するため、事前にしっかりと知識を深めておくことが大切です。

そこで、今回は不動産営業の仕事内容や年収相場を解説するとともに、やりがいや厳しさ、向いている人の特徴をご紹介します。また、不動産営業に活かせる資格とキャリアパスの情報も詳しくまとめました。

不動産営業への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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不動産営業における5つの仕事内容

高層マンション群

不動産営業には、主に「賃貸仲介営業」「売買仲介営業」「住宅販売営業」「投資用不動産営業」「不動産仕入れ営業」の5つの種類があります。それぞれの仕事内容について、以下で詳しく見ていきましょう。

1. 賃貸仲介営業

賃貸仲介営業は、賃貸物件を借りたい人に対してオーナーが所有する賃貸物件を紹介し、契約を締結する仕事です。具体的には以下のような業務を行います。

  • 賃貸物件情報の登録・掲載
  • 広告出稿などの販促活動
  • 内見の手配と案内
  • 契約書の作成と重要事項説明
  • 契約の締結手続き

2. 売買仲介営業

売買仲介営業は、不動産を売りたい人と買いたい人の仲介を行う仕事で、売買物件の査定や契約締結、買主との交渉などが含まれます。具体的な業務は以下の通りです。

  • 売主からの物件情報の収集
  • 物件の査定
  • 広告出稿などの販促活動
  • 買主に対する物件の紹介と内見案内
  • 契約の締結と引き渡し

3. 住宅販売営業

住宅販売営業は、会社が所有または建築した住宅を直接顧客に販売する仕事です。主に以下のような業務を行います。

  • 販売物件の宣伝やチラシ配布などの販促活動
  • 顧客との商談
  • 住宅ローン手続きの支援
  • 契約の締結と引き渡し

4. 投資用不動産営業

投資用不動産営業は、投資を目的とした不動産を顧客に提案・販売する仕事で、主な業務は以下の通りです。

  • 投資家への営業活動
  • 物件の収益計画の提示
  • 投資ローンの提案と契約手続き

5. 不動産仕入れ営業

不動産仕入れ営業は、マンションや戸建て、土地を仕入れ、自社での開発や販売につなげる仕事です。具体的には以下のような業務を行います。

  • 不動産売却情報の収集
  • 不動産所有者との価格交渉
  • 仕入れ後の販売計画の立案

不動産営業の年収について

次に、不動産営業の年収に注目してみましょう。

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、「住宅・不動産営業」の平均年収は579.5万円です。一方で、厚生労働省が公表している令和6年賃金構造基本統計調査によると、不動産業界を含む全職種の平均年収が330.2万円となっていることから、不動産営業は高収入が期待できる職種といえます。

参考:厚生労働省の職業情報提供サイトjob tag「住宅・不動産営業」
参考:政府統計ポータルサイトe-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査」

ただし、前述した職種や会社の規模、地域などによって異なるほか、個人の営業成績によって報酬が大きく左右される傾向があります。そのため、「不動産営業=高収入」と一概に言い切ることはできませんが、努力次第では1,000万円以上の高収入を得ることも可能です。

不動産営業のやりがい

レンガの内壁材の説明をする営業マン

不動産営業の仕事には、以下のようなやりがいがあります。

顧客の人生に関われる

住宅の購入や賃貸契約は多くの人にとって重要なライフイベントであることから、不動産営業の仕事を通じて顧客の人生の転機に立ち会えます。感謝の言葉や満足の声を直接受け取る機会も多く、大きなやりがいを感じながら業務に臨めます。

成果が収入に反映されやすい

不動産営業では、個々の営業担当者に売上目標が設定され、その目標を達成することで賞与や昇給といった形の経済的リターンを得られる「成果主義」の評価制度がスタンダードです。そのため、努力の成果が収入に反映されやすい点に働きがいを感じる人も多くみられます。

専門的な知識・スキルが身に付く

専門的な知識・スキルが身に付くことも、不動産営業におけるやりがいのひとつです。顧客に対して信頼性の高いアドバイスを行うためには土地・建物に関する法律や税金、住宅ローンといったさまざまな専門知識が必要で、実際の営業活動を通じてこれらの知識を磨くことができます。

また、不動産業界は市場の動向や法改正、顧客のニーズの変化による影響を受けやすいことから、常に知識のアップデートを行う必要があり、継続的にスキルアップしていけることにも働きがいを感じる人が多い印象です。

不動産営業の厳しさ

不動産営業には前述したようなやりがいがある一方で、以下のような厳しさもあり、「ストレスが伴う職業」といわれることも少なくありません。

営業ノルマのプレッシャーがある

不動産営業の仕事には、営業ノルマのプレッシャーがつきものです。多くの不動産会社では一定の契約数や売上目標が設定されており、その達成に向けて営業活動に励む必要があります。

特に、売買仲介の場合は高額な取引が関与するため、一件の契約を得ることは容易ではありません。数百件のアプローチを行っても成約に結びつかないこともあり、ノルマを達成できないことで精神的な負担を感じるケースも多くみられます。

労働時間や休日が不規則になりやすい

不動産営業は顧客のスケジュールに合わせて動く必要があるため、労働時間や休日が不規則になる傾向があります。特に新年度の始まりや引越しシーズン中は多忙になりやすく、残業や休日出勤が発生することも少なくありません。

不動産営業に向いている人の特徴

住まいについて相談している女性と営業マン

ここまでご紹介した不動産営業の仕事内容・やりがい・厳しさを踏まえると、向いている人の特徴としては以下の8点が挙げられます。

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 目標達成意欲がある人
  • フットワークが軽い人
  • 社会の変化に敏感な人
  • 忍耐力とストレス耐性がある人
  • 勉強熱心な人

具体的にどのような人材が不動産営業にフィットするのか、以下で詳しく見ていきましょう。

1. コミュニケーション能力が高い人

不動産営業では顧客の要望やニーズを正確に把握し、それに応じた提案を行う必要があることから、コミュニケーション能力は必要不可欠です。コミュニケーションが得意な人は顧客の潜在的なニーズを引き出す能力に優れているほか、提案を分かりやすく伝えることができるため、顧客からの信頼を得やすい傾向があります。

2. 目標達成意欲がある人

先述の通り、不動産営業では個人の売上目標が設定され、業績に基づいて報酬が決まるケースが多いです。そのため、目標達成に対する強い意欲や努力を惜しまない姿勢が求められることから、自己能力が高く、結果を出すことに執着できる人が向いています。

3. フットワークが軽い人

不動産営業は外出や移動が多い職種であり、顧客との打ち合わせや内覧などに迅速に対応する必要があるため、フットワークの軽さも重要です。また、そういった行動力のある人は人脈を広げることにも優れていることが多く、人脈づくりが不可欠な不動産業界にぴったりな人材といえます。

4. 社会の変化に敏感な人

社会の変化に敏感であることも、不動産営業に向いている人の特徴に当てはまります。不動産市場は経済動向や法改正、ライフスタイルの変化といった外部環境の影響を大きく受けやすいため、業界の最新情報をキャッチし、柔軟に対応できる人が成功しやすい印象です。

たとえば、金利の変化は住宅購入の需要に直結しており、低金利政策が続けば住宅購入希望者が増えて不動産市場が活発化する一方、金利が上昇すると購入を控える傾向が強まります。こうした経済の動きを敏感に察知し、顧客に適切なアドバイスができる人材が不動産業界では重宝されます。

5. 忍耐力とストレス耐性がある人

不動産営業の仕事には、忍耐力が求められる場面が多くあります。交渉が長期間にわたることも多々あるほか、成約までの過程で何度も調整が必要になるケースも少なくありません。そのため、粘り強く顧客との関係を築きながら、最適な提案を続ける忍耐力が不可欠です。

また、先述の通り不動産営業には営業ノルマのプレッシャーがつきものであることから、ストレス耐性がある人も向いています。「契約直前で取引がキャンセルされた」といったことも珍しくない業界ですが、いかなる状況であっても冷静に対応し、感情をコントロールしながら次のチャンスを見据えて行動できる人材が成功しやすいでしょう。

6. 勉強熱心な人

不動産業界は常に変化し続けることから、新しい知識やスキルを積極的に学べる勉強熱心な人が適しています。特に、不動産取引において重要となる宅地建物取引業法や税制に関する法改正は頻繁に行われるため、常に学び続ける姿勢が欠かせません。

また、市場動向を把握する力も重要です。不動産価格は経済状況や地域の開発計画によって大きく変動するため、最新の市場情報を分析しながら最適な提案を行うことが求められます。たとえば経済ニュースや業界の専門誌などを定期的にチェックし、情報をアップデートする習慣を持つことが大切です。

さらに、不動産業界ではSNSや不動産ポータルサイトを活用した集客が必須となっているため、ITツールやデジタルマーケティングの知識も業務に大きく役立ちます。このように、不動産営業の業務に直結する学びは非常に多いことから、現状に満足することなく継続的に学び続けられる人材が不動産営業に向いているといえます。

不動産営業で活かせる資格3選

家の模型・虫眼鏡・電卓・クリップボード

不動産営業で活かせる資格は数多くありますが、特に以下の3つの資格がおすすめです。

1. 宅地建物取引士(宅建士)

宅建士とは、不動産の売買・賃貸に関する法律や取引に関する知識を証明する資格です。この資格があると顧客からの信頼を得やすくなるほか、資格を持つことによって営業職としての業務が広がり、重要な情報を顧客に直接提供できるようになります。

なお、宅建士の資格試験には特別な受験資格はなく、誰でも受験することが可能です。ただし、合格率は約15%とされている難関資格であることから、強い志を持ち、しっかりと学習したうえで挑むとよいでしょう。

2. ファイナンシャル・プランナー(FP)

FPの資格も不動産営業の仕事に活かすことが可能です。FP資格を取得することで、単に不動産の売買を行うだけでなく、顧客に対して包括的なアドバイスを提供できるようになります。たとえば資産運用や老後のライフプランに関する相談を受けられ、顧客との関係を深めるきっかけにもなるでしょう。

FP資格には3級・2級・1級といった段階があり、特に2級以上を有していると実務に活かしやすいといわれています。3級は受験資格がなく誰でも受験可能ですが、2級を受験するためには3級合格や、FP業務に関する実務経験、FP協会が認定する研修の修了が求められます。

3. マンション管理士

マンション管理士は、管理規約の策定や変更、管理費の適正な設定、長期修繕計画の立案など、マンションの管理や運営に関する専門知識を持つことを示す資格です。この資格はマンションの売買・賃貸を扱う際に非常に役立ち、詳細な説明によって購入希望者に安心感を与えられます。

不動産営業のキャリアパスと将来性

ここでは、不動産営業のキャリアパスと将来性についての知識も深めておきましょう。

不動産営業における一般的なキャリアパス

不動産営業のキャリアパスには以下のような多様な選択肢があり、経験を積むことでより専門性の高い職種や独立の道を目指すことができます。

  • チームリーダー・マネージャーへの昇進
    営業担当として独り立ちし、営業成績が安定してくると、チームのマネジメントを担当するチームリーダーやマネージャーの立場に昇格するケースが一般的です。具体的には新人育成や市場戦略の立案などを行い、組織の営業力を強化する役割を担います。
  • 支店長や営業部長といった管理職への就任
    支店長や営業部長といった管理職に就任するためには、優れた営業成績とリーダーシップが求められます。個人の成績だけでなく、部下の育成や営業チームのマネジメントを円滑に進める能力が重要です。
  • 不動産コンサルタントへの転職
    売買仲介や賃貸仲介の経験を活かし、投資用不動産のコンサルティングやマンション管理、不動産ファイナンスなど、専門性の高い職種に転身するケースもあります。FPやマンション管理士の資格を取得すると、より専門的な業務に携わることが可能です。
  • 独立開業
    不動産営業として十分な経験と人脈を築いたら、独立開業する選択肢もあります。宅地建物取引業免許を取得して個人事業主として活動したり、投資用不動産を扱って不動産オーナーとして資産運用を行ったりするケースが多いです。

不動産営業の将来性

不動産業界は、景気の影響を受けながらも安定した市場規模を維持しており、将来的な成長が期待される分野のひとつです。オンライン契約やバーチャル内覧といったデジタル化の進展によって営業活動が効率化されている点や、省エネ改修や耐震補強といったリフォーム・リノベーション需要の増加などが業界の発展を支えています。

不動産業界への参入・転職をお考えの方へ

不動産営業への転職を本格的に検討している方は、まずは不動産業に関するセミナーに参加するとよいでしょう。セミナーでは業界の最新動向や不動産営業職の実態を知ることができ、不動産業界への参入・転職がご自身にとって得策かどうかを判断しやすくなります。

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まとめ

不動産営業には不動産賃貸仲介営業や売買仲介営業、住宅販売営業といったさまざまな種類があり、営業スタイルによって仕事内容が異なります。評価制度としては成果主義を採用している企業が多く、努力次第で高収入を狙えるほか、宅地建物取引士などの資格を活かせばキャリアアップのチャンスも豊富にあるでしょう。

ただし、「ノルマがきつい」「労働時間や休日が不規則」といった厳しさもあるため、メリットだけでなくデメリットもしっかりと考慮したうえで適性を見極めることが大切です。ぜひ今回ご紹介した「向いている人の特徴」も参考にしながら、不動産営業への転職についてじっくりと検討してみてください。

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